他人に向けた刃は自分に返ってくる話

 

多分これに関係するような話。

泣くことに対して寛容になろうよ - コラッピブログ

(最近またコラッピブログ書いてるよ。てかリニューアルした)

 

他人に向けた刃(やいば)って、必ず自分に返ってくると思うんです。だから不必要に向けないようにしています。いや、そうするようになりました。

 

例えば電車で泣く子供っていますよね。独身の頃は、あれがウザくてしょうがありませんでした。「泣くガキ連れて電車に乗ってくんな。このアホが」なんて思ってたんですが、今はこの言葉がそのまま自分に返ってきています。

自分の子供が電車で泣き出したとき、周りの視線がいたたまれなくなって途中下車するんですが、実はあのとき、他人の視線なんて自分が思ってるほどではないんです。あれは過去の自分からの視線ですよ。それが必要以上に刺さってるんだと思います。

 

電車で泣く子供、またその親に向けていた刃が、今の自分に返ってきてるわけですね。

いや自業自得とはこのことっていうか、書いてみるとアホな話です。

 

でも同じような話って、他にもたくさんあると思います。例えば周りで誰かリストラされたとしましょう。その人を無能扱いしたことってありませんか?

「あいつは無能だからリストラされた。ああいうデキない奴は社会に必要ない」なんて感じに。

こんな刃を向けたら大変ですよ。もしも自分がリストラされたとき、このときの刃が自分に向かってきますから。

リストラを苦に自殺する人がいますが、あの人たちを一番追い込んだのは過去の自分だと思います。過去の自分からの刃が今の自分を刺し殺したんです。

 

えー、考えれば他の例も結構ありますね。既婚者から独身者への刃。離婚未経験者から経験者への刃。正社員からフリーターへの刃と。

まあ刃なんて書くとあれですが、ようは相手への攻撃ですね。差別するような攻撃は、いつか必ず自分に返ってくるので、控えた方がいいと思います。特にメンタルの弱い人は。