ロープ作業が法令化されるらしいけど、それって意味あるの?
窓拭き日記を第一部完としてしまったので、窓拭きのこともこっちに書きましょう。
(本当はブログ2つ書くのが面倒くさいからだけどね)
さあ、日本全国、窓拭きをしてるプロの皆さん、大変ですよ。ついにロープ作業が法令化されるらしいです。知り合いのブログを見てたら、そんなことが書いてありました。
ロープ作業の法制化について思うこと : とある窓拭きのぶらぶらライフ
んまようするに、講習を受けてない人は、ロープやっちゃダメってことですね。そうなるみたいです。
詳しいことは、この真面目なブログに書いてありますね。
FTGロープアクセス » ロープ高所作業の法制化で、ブランコ作業の墜落災害は減るだろうか?
さあ、「ロープ高所作業の法令化で、ブランコ作業の墜落事故は減るだろうか?」なんてことが書いてあるので、これに対して独断と偏見で答えましょう。
減らねーよ
減るわけがない。てか増えるんじゃね?2割増しくらいで増えると思う。
なんで増えるかって話の前に、よかったらこれ読んでください。前に書いたやつなんですが、安全に対しては、こんなことを考えてます。
(なんかリンクだらけで鬱陶しい文章になってきたな。どこぞのブログみたいだ)
☆☆☆
僕は窓拭きの事故の根本的な原因は「焦り」にあると考えています。
技術不足であったり知識不足から起こる事故はほとんどなくて、むしろそこは改善の余地がないくらい熟してる部分でしょう。
単価の低下→現場人員の削減→早くやらなきゃ終わらない→焦る→事故る→死ぬ
って感じの流れだと思います。事故を誘発する一番の原因は焦りだと。
これ現場に人員が豊富にいて、ゆ〜っくりやっても終わるって状況なら、まず事故らないんですよ。焦って変なとこを端折ったり、注意力が散漫になるから事故るんです。
んで、ここでウンコみたいなロープ講習の話じゃないですか。これは絶対ロクなことになりません。
ほとんどの安全講習がそうなんですが、安全対策のための手間を加えようとします。こういう確認作業を加えようみたいな。
それが作業効率を著しく下げなければいいんですが、大抵の場合はアホみたいに下がります。
安全対策の手間が増える→作業効率の低下→焦る→事故る→サクッと死ぬ
こういうことになりがちなんですよね。
安全講習で言われるようなことは、その大半が机上の空論で、実際にそれやってたら仕事にならないってことが多いです。
安全を考えるんだったら、余計な手間は増やしちゃいけないんです。むしろ減らすくらいの気構えでいないとダメでしょう。
なんかこの話は続きそうだ。