清掃業界を変えにいきます

 

窓拭きの話が続いたんで、カテゴリー分けしました。んで、また窓拭きの話。

窓拭きの話 カテゴリーの記事一覧 - ホーリーの普通の日記

 

窓拭きの会社っていうのは、基本的にビルの管理会社であったり、よその清掃会社から仕事を請け負います。まあ元請けと下請けって関係ですね。

これも実際に作業する会社は3次請け4次請けとなります。中間に無駄な会社が沢山入った、アホみたいな構造になってるわけですよ。5次請け6次請けも普通にあるでしょう。

これのせいで、厳しい条件で仕事せざるを得ない会社だったり、フリーランスがいっぱいいます。

 

このクソみたいな状況を変えたい

 

と心から思っています。マジでクソなシチュエーションに出くわすことがありますから。

 

んまこれは窓拭きだけの話じゃないですね。他の清掃会社も同じでしょう。

てか床清掃とかの条件の厳しさはヤバイかな。。

 

☆☆☆

 

上記したように清掃会社はBtoBの取引がほとんどです。いや、全部っていってもいいでしょう。まあそういう状況です。他の企業から仕事を受注するって状況。

んで、これも非常に身近で行ってるんですよね。そもそもの受注先が少ない状況で。

 

会社の売上の半分以上が、あるひとつの会社に依存している、なんてことも珍しくないわけです。30%超えてる元請けがあるなんてのも、まあ普通の話でしょう。

経営としては少なくとも20%以内に抑えるのがセオリーだと思いますが、現状は違うわけです。

 

それもあって、厳しい条件の仕事を断りにくいって状況が生まれるわけですね。

あんまり断って、ここからの仕事が無くなったら会社が窮地に陥ると。

 

営業して新規取引先をどんどん開拓してけばいいじゃん。なんて声もありますが、そうもいかないんですよ。

 

なんつってもあれですから。

 

業苦手な会社が多いんです

 

もともとの作業員気質なのか、はたまた職人気質と呼ぶべきかは分かりませんが、とにかくみんな苦手なんです。

 

でも、景気がいいときは、単価が高かったときはこれで良かったんです。みんな偏った元請けに依存しながらも、喜んで仕事をしてました。

でも今は違うんです。条件が厳しくなり~の、受注先は限られてる〜ので、みんな困ってるわけですよ。

てか事故の原因も遠からずこの辺にありますね。大きな原因がありますよ。

 

☆☆☆

 

んでこの話、反対に元請けの側から見ても、困った状況にあるわけです。

同じように元請けも、発注先の会社は限られてるわけです。今日までやってもらってる数社しか知らない、なんてことも珍しくないでしょう。

 

前回書いた横須賀の現場の話なんかも、近所も会社に発注するのがベターなのに、東京の会社に発注せざるを得なかったりするわけです。

近ければ、交通費がグンと抑えられますからね。距離によっては、作業員1人分になりますよ。

 

ただ、こういうのを妨げてるのは、清掃会社同士の視野の狭さなんです。そもそもの繋がりが非常に狭いところにしかない状況。これは大きな問題でしょう。

 

一応協会みたいな機関もありますが、この辺の問題を解決する動きがないです。てかやる気がない。

協会にみんな加盟して情報共有をさかんにしよう、みたいな動きがあってもいいはずなんですが、まずその会費がアホみたいに高いです。

 

窓拭きの協会だと、毎月の会員費が1万5千円だったかな?まあこのくらいなんですが、最初の入会金が10万するっていう、ウンコな状況です。

しかも自分たちがその条件でやって来たからって、改善するそぶりも見せません。

それで中身もスカスカじゃあ、新たに誰も入りませんよ。これマジで。

 

☆☆☆

 

受注側はもちろん、発注側も条件に合ったいい会社を求めてます。また新規開拓もしたいと思ってます。

そしてなにより、クソみたいな中間会社なんてなくなればいいと思ってます。

マージンだけ取ってなにもしない丸投げのウンコ企業ですね。

 

この状況を変えなきゃ、業界に未来はないでしょう。

 

だからこれ

 

僕がやります

 

やりたいんです。

 

ネットを使って、業界をもっとオープンにしようと思ってます。

 

オープンでフラットで、みんなバシバシ営業できて、バシバシ新規開拓が出来る環境。それを作ろうと思ってます。

 

余計な会社が間に入らなくて、余計なしがらみもない。そんなのが理想です。

バンバン営業も出来るし、他の会社のことも分かるんで、横柄な元請けに依存しなくてもいいんです。

 

会社だったり人が流動的になって、理想のマッチングが出来ること。これを目標にしています。

 

誰もやらないんなら自分がやる。清掃業界の新しいプラットフォームを作ります。

 

これはもうスタートしてるんで、早ければ9月、遅くても年内には始まる予定です。

進展があり次第、このブログで紹介していこうと思います。

 

とにかく業界を愛する人に参加してもらいたい。