窓拭きをアートにする方法 その1
知り合いがこんなツイートをしていて、激しく共感してしましました。
やっぱり掃除の応援は向かないなぁ・・・。窓拭きは掃除じゃないのかと聞かれたら困るけど(同業者はわかるはず)。窓拭きでも掃除要素の強い現場はあまり好きではない。個人宅のハウスクリーニング(もちろん直で)は充実感ありそうだけれども。
— A.K (@atsushi_kla) 2015年6月17日
そう。窓拭きは掃除じゃないんですよ。これ思い切って言えば。
掃除とか清掃とか、そういう類いのものじゃないんですよね。
清掃業に従事してる人って意外と多くて、例えば床を洗ってる人とか、ハウスクリーニングしてる人だとか、いわゆる掃除のおばちゃん的な人まで沢山いますけど、そういった人たちと、同じ清掃業として話が合うかといえば、合わないんです。
もちろんカブるところもありますが、基本的にはズレる。噛み合いません。
だからと言って、建設業の人と話が合うかと言えば、これはさらに合わないんです。もう明後日もいいとこで。
「危険」って意味で鳶職と合うとこはあるんでしょうが、もうそれだけです。
こういう感覚って、窓拭きしてる人はみんな持ってるんじゃないのかな?多分。きっと。
☆☆☆
んで、じゃあ窓拭きっていうのはなんなのか。掃除にあらずならなんなのか。
ズバリ答えはこれでしょう。
アート
一種の芸術、空間芸術と言ってもいいですね。うんうん。
こういう感覚を持ったのは、旅行先でした。どこだったか忘れたけど、フランスかスペインですよ。
それもビルの窓拭きしてる人じゃなくて、車の窓拭きしてる人を見て、そう思ったんです。
このヨーロッパの国のどっかだと、信号待ちしてる車の窓を拭いて、チップをもらってる人がいるんですよ。
(多分スペイン。おフランスではないな)
これがなかなかの神業でして、信号待ちの短い時間の間に、綺麗に仕上げちゃうんですよね。
長くても数分の間に車の窓拭きを済ませてしまう。ここにアートを感じました。
交差点の脇で待ち伏せる→車が赤信号で停まる→近寄って営業→一瞬で窓を拭く→チップをもらう
この一連の動作はあれですよ。
まさにアーティスト
どこの誰かも分からないオッサンに痺れました。
☆☆☆
プロならもちろん、一般の人でも想像出来ると思いますが、ものの1分足らずで車の外側の窓を綺麗にするのは、相当難易度が高いです。
てかガソリンスタンドの窓拭きも、そこまで早くないですもんね。このことからも分かっていただけるかと思います。
んで、こんな風な窓拭きアーティストが日本国内に何人いるのか?
僕が見れる感じだと、ほとんどいません。これ残念なくらいに。
自分の窓拭きを清掃からアートに変えたい!
なんて人のために、その方法を書こうと思ったんですが、長くなったんで続きは次回に。