今日までやってきたことや資格にこだわるな
出典:https://twitter.com/license_getters
最近は起業する人が増えた気がします。いいことですね。日本の未来は明るいですよ。
起業とまではいかなくても、副業を始める人も増えましたよね。これもいいことです。経済面を会社だけに依存していてはいけません。
んで、こういう起業とか副業を考えたとき、自分が今日までやってきたことや、資格にこだわる人が多すぎると思います。
これはいけません。非常にナンセンスなので、今すぐにやめましょう。
今日まで自分はこんな仕事をやってきたから、◯◯みたいなことが出来る。じゃあこの◯◯を元に、なにか始めよう。
なんていう考え方は、得てして危険です。自分目線で始めることなので、顧客ニーズをくんでないことが多いでしょう。
なになにの専門学校を出たから、これに関係ある仕事をしよう、なんていうのも、ちょっと違う気がします。
いや、それでいいんですけど、なにかが違う。そのことにこだわり過ぎると柔軟性がなくなる気がします。
その学校に何年費やしたから、これを回収しなくては、なんて気持ちは危ないってことですね。純粋にそれがやりたいんならいいんですけど。
こういうパターンで一番陥りやすいのが資格ですね。自分はこの資格を持ってるから、これを活かした仕事をしようっていうやつ。
これほど危ないことはありません。資格にしがみついた挙句、世間のニーズが全くなかった、なんてことは珍しくないでしょう。
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手前味噌な話になって申し訳ないんですが、僕の弟は資格を沢山持っています。
資格ゲッターズ、なんていう資格を取りまくるサークルに入ってたせいか、本当に色々と持ってるんです。
ゆでたまご鑑定士なんていうのもあったかな?まあそんな感じでアホみたいに取りまくってました。
サークルの先輩クラスになると、免許証のこの欄を端から端まで埋めてるとか。
原付に始まって大型2種がどうしたまでいくんでしょうか?すごい情熱っていうかアホですよね。聞いてて非常に面白いです。
んで、弟はこういうことはしなかったんですが、このゲッターズの流れであれも取ってました。
弁護士資格
いくとこまでいって、こんなのも取ってたんです。
でも運転免許しかり、弁護士資格しかりなんですが、あくまでもサークル活動の一環だったみたいで、これらの資格を実際には使わないんですよ。全く資格に依存していません。
こういう姿勢はすごくいいと思うんですよね。てか資格なんてもんは、このくらいの付き合い方がちょうどいいでしょう。使いたいときにだけ使うっていうか。
例えば弁護士資格を使ったところで、最近では大したことありません。一昔前ならばプラチナチケットの扱いだったんでしょうが、その価値は年々下がっています。
弁護士の数が増えて競争が激化してるっていうのが、根本的な原因なんでしょう。今どき高給取りになれるのは、ほんの一部です。
弁護士ですらそうなんだから、他の資格なんて推して知るべし。
資格に依存する意味なんてないんです。それよりは時代に沿ったことをするとか、自分のやりたいことをするって方が、何倍も意味があるでしょう。
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高校受験の勉強をしていたとき、国語の文章問題で、「コンコルドの法則」っていうのが出てきました。これがすごい印象的で、いまだに覚えています。
内容をザックリ説明すると、一昔前、コンコルドっていう音速の旅客機をイギリスだかフランスが作ろうとしてたんです。
マッハで飛ぶ旅客機、これすごいですよね。半端ない事業です。
でも結果的には失敗。多額の赤字を計上して、コンコルドの生産は打ち切られることとなりました。
んで、このコンコルド計画、実は途中から赤字になることは分かってたらしいんですよ。これが事業としては成り立たないことが。
でも今日までこれだけの時間のお金を費やしてるから、もう後には戻れん、てことで続行しちゃったらしいんです。
こう書くと非常にアホらしいですよね。どうせ失敗することは分かってるんだったら、一刻も早く切り上げて、被害を最小限に食い止めた方がいいに決まってるじゃないですか。それを過去のコストを見て続行するなんて愚の骨頂です。
これを「コンコルドの法則」っていうとか、その問題に書いてあったんですよ。過去を見て今を決める的な。本当は過去ではなくて未来を見て決めなきゃいけないじゃないですか。過去なんか見てもしょうがないし。でもそれが出来なかったってことらしいです。
前振りが長くなりましたが、この「コンコルドの法則」と同じことをしてる人は多いんじゃないでしょうか?
自分の過去を見て、今の行動を決めてないでしょうか?
それは全く意味がない行為なので、やめた方がいいと思います。
さあ、そんなわけであれですね。
アプリでも作りましょうw
未来のことを考えたら、やっぱアプリです。