とある窓拭き野郎の日常
僕はコラッピっていう会社と湘南美創っていう会社を経営しています。
湘南美創は窓拭きの会社なんですが、最近の「やりたいこと」の多くはコラッピにあるため、正直ほどほどでいいと思っています。
窓拭きへの情熱も、もちろんあるんですが、基本的に自分の時間はコラッピに使いたいんですよね。
でも、この夏はそうも言ってられません。てか毎年夏はあれなんですよ。窓拭きが殺人的なスケジュールになります。
自分が現場に出るのはほどほどにして〜、みたいな悠長なことは言ってられません。
1人の作業員として馬車馬のごとくフル稼働していなければ、とてもじゃないが乗り切れないんです。
んで、どうにも最近は暑さで死にかけることがしばしばあります。
昨日もそんな1日だったので、ちょっと紹介したいと思います。
真夏の窓拭きってどんな感じなのか、少しでも伝わると幸いです。
☆☆☆
夏は学校が休みになってる関係で、学校の窓拭きをする仕事が沢山入ってきます。
昨日もそんな学校の窓拭きでした。ただこれ、普通に夜勤明けっていうオマケ付き。みんなほとんど寝ていません。
ただでさえ学校の窓拭きはハードなんです。公立の小中学校を2〜3人で終わらせる感じなので、自分が通った母校を思い浮かべていただければ、そのハードさが分かるかと。
んで、昨日は夜勤明けだったので、最初から死亡フラグが立っていたわけですが、これ学校に着いてみてさらにビックリ。
停電ですよ
電気工事のため、終日停電っていうまさかの事態。
外の気温が35度くらいの日に、その熱が篭ってる学校をエアコンなしで作業することになりました。この時点で即死フラグが立ちます。
一瞬、これは暑さで死ぬ可能性があるから、中止にして帰ろうかなと思ったんですが、スケジュールが過密すぎて延期出来る日にちがないことに気が付きます。
誰か倒れるまでやってみよう、なんていうブラックな考えで作業開始。
真っ先に死にそうになったのは自分でしたw
いや、他のメンバーを確認する余裕すらなかったんですが、とりあえず体が大量の水を求めてきます。
てか体からでる汗の量が半端ない。汗を制御するダムみたいなのが決壊したかのように、噴き出します。
10時休憩の間に、停電があることに気が付きながら、その日に予定を組んだ、元請けのオッサンを殺そうと思ってたんですが、ここで断念。
とりあえず全員分のスポーツドリンクを買って、みんなに配ります。
夜勤明けで水筒の用意がなかったんですが、この時期の水筒なしの窓拭きは、ある意味、命綱なしより危険です。
しかしこの日はあれですよ。自分でもビックリする行動に出てしまいました。
上記したように、みんなにスポーツドリンクを買ってたんですが、作業中に生死の間をさまよい、意識が朦朧とする私。
自分のドリンクをがぶ飲みし、あろうことか
他人のドリンクにも手を出します
これは自分の分ではないが、これを飲まねば自分が死ぬって感じの非常事態。
いやいや、落ち着いて考えてみると最悪のリーダーですね。
いざってときは、人間の本性が出るものです。
この日は自分が卑怯者だってことに気が付きました。
優先したのは自分の命w
仲間たちの活躍で、なんとか終わった怒涛の1日。
3人で摂取した水分量は、こんな感じになってました。
やっぱ真夏の窓拭きはヤバイ。