漢字を覚えなくてもいい時代だからこそ、使う漢字が大事である
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僕は漢字をほとんど知りません。たまに手書きで漢字を書こうとすると、全然出てこないんですよ。うーん、あれどうやって書いたっけ?なんて風になります。
同じような人っていますよね?てか今どきは沢山いるでしょう。
パソコンやスマホで文字を書くときって、漢字変換があるから、実際に書けなくても問題ないんですよね。見て、これが正解だと認識さえ出来れば。
だからこそ、使う漢字が大事だと思うんです。
今はなんでも漢字変換出来るから、なんでも漢字にする人がいるじゃないですか。僕が漢文みたいなメールをもらったことも、一度や二度ではありません。
あれって非常にセンスがないと思うんですよね。てか、この言葉を漢字にするかどうかってところで、その人の人となりまで分かると思います。
まず最初に言うと、僕は「よろしく」を「宜しく」って変換する人が苦手です。
「よろしく」っていう言葉のイメージが、漢字にすると崩れると思うんですよね。
平仮名だと、非常に円満なイメージですが、漢字は尖りすぎてます。これはいただけない。ゆえに、こういう変換をする人もいただけないですね。
あとはあれです。前に窓拭き日記に結構なアンチコメントが来てて、その人が僕のことを、モグリのガラス屋だって言ってたんですが、その際に「モグリ」を「潜り」って書いてたんですよ。
これがおかしいと思ってました。確かに漢字はあってます、だけど、そこはカタカナか平仮名の表記が普通じゃないでしょうか。ブラックジャック先生も、「もぐりの医者」だか「モグリの医者」って言ってたし。
相手の内容どうこうよりも、使ってる漢字にばかり違和感を持ってました。まあ端的に言えば、ド級のアホってことなんですけどね。そういう漢字変換をするやつは、相手にしないに限ります。
☆☆☆
えー、ここから先は好みの話になるんですが、ここまで書いてきて、意識的に漢字を避けた言葉がいくつかあります。
「パソコンやスマホで文字を書くときって」
この場合の「とき」ですね。これを「時」って漢字でもいいんですが、自分としてはイメージが悪いです。なんか違和感がありますね。おかしい。
「今はなんでも漢字変換出来るから」
この「なんでも」がそうですね。「何でも」にはしないです。
「何でも」って漢字にすると、なんでも出来そうにないんですよ。
意味不明な解釈ですが、そんなところです。
「漢文みたいなメールをもらったことも」
「貰った」にはしないですね。これは人によっては読めないと思ってます。だから避けてます。
(読者のレベルを下読みしすぎだろか?w)
「あれって非常にセンスがないと思うんですよね」
この場合の「ない」を「無い」にする人は少数派ですよね。基本的に「無い」って漢字は使いません。前の文章が平仮名多めの場合をのぞいて。
「漢字は尖りすぎてます。これはいただけない」
この場合に「頂けない」って漢字は適切なんでしょうか?まあ敬語で頻出の言葉ですよね。〜させていただきますって。
敬語として漢字の用法が合ってるかどうかってこと以前に、僕はこの「頂きます」を使いません。「いただきます」の方が、素直な雰囲気が出てるんで、こっちですね。
「その人が僕のことを」
ここで「こと」を「事」ってする人はいるんでしょうか?まあたまにいますか。
これこそ、絶対に使わないですね。自分の中ではあり得ません。
☆☆☆
解説してる最中にも、「あり得ない」とか「のぞいて」みたいな、微妙な言葉が出てきてしまいましたw
まあ僕はあれですね。この漢字は絶対に使わないぞって、結構意識してるほうです。
でも、その言葉を漢字にするかしないかって、みんな意識的にやってることですよね?
だからこそ、そこに人柄、人となりが出ると思っています。
ゆえに使う漢字は大事なんですよ。
まあとにかく、宜しくだけは気持ちが悪いw
あとは有難うかな?その辺だけは苦手って話でした。