真面目について真面目に考えてみる

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こないだのことですが、「真面目」について書こうと思ったら、全く書けませんでした。

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んで、それからボーっと考えた結果、自分なりの答えが出たので書いてみます。

 

そもそも「真面目」について考えるキッカケになったのは、知り合いであるブラブラ氏のツイートでした。

 

 

こういうタイプの真面目な人って多いですよね。ちゃんと規則を守る=真面目って感じの。でも自分が思う真面目は違いますね。

 

目標に対して最大限努力すること=真面目

 

ちゃんと考えてみた結果、こういう答えに行き着きました。これが僕の考える「真面目」です。

まず目標ありきってことですね。逆に言えば、目標が定まってない限り、「真面目」な状態はないと思います。

 

仕事をしているなかで、「お客様の満足度を上げたい」なんて目標を持ったとしましょう。えー、これはビジネス用語で言うとKPIって言うのかな?まあいいです。とにかくお客様の満足度を上げたいって目標を持ったんです。

それなのに、上司の方ばかり向いて、お客様の満足度に背く行為をしていたら、これは「真面目」じゃないんですよ。

 

こういう話ってよくありますよね。明らかにお客様は不利益を被る話なのに、上司の言うことだから逆らわないみたいな。

ここでこの人が「上司からの評価を上げること」を目標にしていたんでしたら、これは真面目な行為なんです。でも、もしもそうでないとしたら不真面目ですね。

 

えー、話がややこしくなりそうなんで、得意な窓拭きで例えたいと思います。(僕は窓拭きのプロ) 

 

窓拭きのプロって言うのは、それなりの数いるんですが、真面目な人は一握りだと思っています。ようするに目標と行動が一致してる人が少ないんですよね。

僕の窓拭きにおける目標は「お客様に喜んでいただくこと」です。だから極端な話をすれば、窓が汚い状態でも、お客様が喜んでくれるのならば、それで満足です。

んで、自分の会社にとって、「お客様っていうのはお金をくれる人のこと」なんです。それがお客様の定義です。

 

お金をくれる人に喜んでいただきたい

 

まあ簡単に言えば、こんなことになりますね。

 

んで、多くのプロは、まず目標がない。そしてお客様の定義が非常にあやふやです。

「職人」を名乗る人ほど、実際に窓拭きをするテナントビルの人を「お客様」と定義してたりしますが、その人達がやってることと言えば、新作の道具を使って、ひたすら窓と向き合うことだけです。

実際の「お客様」に対しては、無愛想に接してたりして、旗から見てると本末転倒なことがほとんどなんですよ。しかも仕上がりも決して綺麗ではないし。

 

こういう人のことを「真面目」とは言いません。てか非常に不真面目です。

 

仕事をする以上、まず「お客様」は誰なのか。そしてそのお客様になにを提供するのか。

この辺の定義が曖昧だと、決して「真面目」な状態には決してなりません。

 

明確な目標なしに、真面目はあり得ないんですよね。