読んで悶々(もんもん)とする本3選

 

春ゆえに悶々(もんもん)としますな。

最近は漫画のことばかり書いてるんですが、たまには普通の本も読んでいます。

 

最近ビルメンネットを始めたせいか、やっぱWEBサービス関連の本をよく見ちゃうんですよね。んで一人悶々としております。

 

一番最近読んだのはこの本。

 

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)

 

 

女性ならばみんなが知ってるサービス、クックパッドですね。

Amazonで1円で売ってたんで、速攻で買った次第です。

 

やっぱこのサービスはすごいですよ。サービスとしての作りこみがすごい。

本のタイトルは600万人の女性に支持されるってなってますけど、今は何人なんでしょうね。きっと途方もない数字になってるはず。

 

サービスを公開して、最初の頃に1回有料化するんだけど、顧客のメリットになってないと判断して撤退、んで返金までするっていう、クックパッドのストイックな感じがよく分かる1冊でした。

 

☆☆☆

 

次の悶々はこれです。

 

弁護士ドットコム

弁護士ドットコム

 

 

弁護士ドットコム。自分でWEBサービスやりたいなって思った、最初のキッカケはこの本でした。

ツクリンクを見て、これの清掃版があったらいいなって思ったんですが、自分でやろうとは全く思ってなかったんです。てか想像が出来なかった。

 

でも、この本の元榮さんも、全くのWEB素人だったって知って、それで自分もやりたいなって思いました。

弁護士って世界をこういう風に変えたいという強い想い。んで、サービスを無料公開するって決意するあたりは、読んでて胸が苦しくなります。

 

☆☆☆

 

最後はこれ。

 

漫画貧乏

漫画貧乏

 

 

ブラックジャックによろしく」で有名な佐藤先生の本、漫画貧乏ですね。

こないだ紹介した特攻の島も、この佐藤秀峰先生の作品です。

生きる意味がわからないやつは「特攻の島」を読め。人間魚雷「回天」がヤバすぎるぞ。 - ホーリーの普通の日記

 

漫画家って、すごい儲かっていい生活が出来る。そんなイメージがあるんですが、現実は違うよって教えてくれた本ですね。

それは売れない漫画家が超貧乏なのは分かりますけど、このときの佐藤先生はすでに売れっ子でした。

 

でも、漫画家が出版社と交わす契約って、結構ヒドイものなんですよ。

漫画家は出版社の奴隷、極端にいえばこんな契約が交わされます。

 

そんな現状を打ち破ろうとする、佐藤先生の胸の内が分かるこの本。

正直に言うと、読んで泣きました。なんか自分の大事なところを締め付けられるような、そんな感じだったんですよね。

やっぱりこれも、実際にサービスを作るあたりが本当に熱い。全てを自分で背負う、そんな覚悟が伝わってきました。

(ちなみにこの本はKindle版0円だったはずですよ)

 

☆☆☆

 

はい、途中で悶々からズレた気がしますが、最近読んで悶々としたのは、この3冊です。

どれも自分でサービスを作って、世の中を変えたいって話なんですが、やっぱ考えることは多いですね。

 

別に世の中を変えようなんていう、大それたことはどうでもいいんですよ。これ僕の場合は。

でも自分の目の前の世界は自分で変えたいじゃないですか。身近な人を笑顔にしたいっていうか。

 

そういう気持ちを持って、これらの本を読むと、かなり悶々としちゃいますね。

 

まあ、本気で悶々としたい人にはこの本がオススメですけど。

 

モンモンモン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)