今日からヒットマンに学ぶ、仕事におけるハードルの話
今日からヒットマンていう漫画があるんですけど、これがなかなかに面白いんです。
稲葉十吉(通称トーキチ)っていう普通のサラリーマンが、ひょんなキッカケでヒットマン(殺し屋)になるんですけど、結構よく出来てるんですよ。
戦闘シーンとか見やすいんで、かなり読みやすい印象です。
んで、このトーキチはやり手の営業マンなんですが、そのへんのノウハウが戦いの中でも活かされてるんですよね。
結構キツイ強敵と一対一の撃ち合いになることも多いんですが、営業マンならではの観察眼が冴えてます。
そんなトーキチの名言がひとつあるので、紹介したいと思います。
これこれ、これですよ。
これはトーキチがヒットマンになる前の話なんですが、ここでのセリフを見るだけで、彼がどのくらい仕事がデキるか分かるでしょう。
☆☆☆
僕が言うのもなんですが、仕事っていうのは相手を感動させてなんぼなんですよ。
んで、感動っていうのは相手が思ってたハードルを超えたときに生まれるんです。想定内の範疇だと、感動してもらえません。
そこでトーキチのこのセリフですよ。
「上司の指令は最低限のハードルであって、それを飛んだからってゴールじゃあないの」
これついつい忘れがちなところですよね。言われた通りにやればいいんでしょ、ってなりがちです。
でもそうじゃないんですよ。上司からの指令は最低限のハードルにすぎないんです。それ飛んだからって、なに?って話ですよ。
お客さんに対しても同じですね。向こうの要望通りにやるだけじゃダメなんです。
金額分の仕事はしたっていうプロもいますけど、それで?って話ですよ。
それは最低限のハードルであって、ゴールではないですからね。
仕事に慣れるとすぐに忘れることですが、これってものすごく重要なことですよ。
なにかの仕事のプロである以上、常に「自分は感動を作っているか」意識した方がいいですね。
仕事における大事なことを気付かせてくれた、今日からヒットマン。この漫画、マジ素敵です。