ドラゴンボールで一番好きなのはバーダックである
ドラゴンボールの新作アニメがやってるみたいですな。
今も衰えぬその人気、ドラゴンボールは本当すごいですよ。世代を超えた共通言語になりつつあります。
んで、そのドラゴンボール。多くのキャラクターが出てくるわけですが、誰が一番好きかと言われれば、バーダックであると即答します。
そう。
悟空の父親であるバーダックが一番カッコいいんです
これは間違いない。
たまにバーダックのことを知らない不届き者もいるので、ここで少し紹介したいと思います。
(完全にネタバレな感じになるんで、気を付けてください)
☆☆☆
バーダックは孫悟空の父親です。惑星ベジータに住む生粋のサイヤ人。
当時の惑星ベジータはフリーザの支配下に置かれていて、フリーザの命令の下、各惑星を滅ぼしに行っていました。
行く先々の惑星で大猿になって、ドッカンドッカンやってたわけですね。
そんなある日、とある惑星で、バーダックは予知夢の拳みたいなのを喰らいます。
その星の奴等を全滅させたと思ってたら、1人生き残ってたんです。
突進してくる半魚人みたいなオッサン。
予知夢の拳をバーダックに叩き込みます。
「これでお前らの滅び行く未来が見えるだろう」
なんていう意味深なセリフを吐くオッサン。
それからことあるごとに、バーダックは未来が見えるようになります。
それは惑星ベジータがフリーザによって滅ぼされる未来。自分もその攻撃でサクッと死ぬ未来です。
味方であるフリーザが、そんなバカな。
こんな未来なんか現実になるわけがない。
そう思ってるバーダックが確信を持つ出来事が起こります。
一緒にチームを組んでた仲間たちが、フリーザの手下にやられてしまうんです。
ここで疑惑が確信に変わるバーダック。
俺が見てる予知夢みたいなのは本物だ。これはヤバイ。みんなで力を合わせて、フリーザをやっつけなくては。
なんて思いで惑星ベジータに帰るバーダック。仲間にことの真相を話します。
気持ちが伝わるかと思いきや、めっちゃ鼻で笑われます。
お前らなんか、もういいわ。俺が1人でやってやる。
腹を括って、1人でフリーザに立ち向かうことを決めるバーダック。
ちょうどその頃、惑星ベジータには、フリーザの軍勢が向かっていました。
うだらぁああ!!!行ったるでー!!!
大群の中、1人で突き進むバーダック。
めっちゃスクラムされてもめげません。
んで、ガンガン突き進んだ結果、敵の総大将であるフリーザの前まで行くんです。
ぐへへへへ。これで俺の未来も変わるぜ。
半笑いでエネルギー弾を準備するバーダック。
対するフリーザも、線香花火みたいなのを、人差し指に乗せます。
死にさらせぇええ!!!
力いっぱい投げつけるバーダック。
意外や意外、結構デカいです。
放たれたエネルギー弾は、フリーザに向かって一直線。
ところが、ここで爆笑し始めるフリーザ。
人差し指の線香花火がどんどんデカくなっていきます。
バーダックの投げたエネルギー弾も一瞬で吸収します。
そのまま超デカくなるフリーザの線香花火。
鼻くそを投げるかのように、ちょいんと放たれます。
う、うそーーーん。
マジでビビるバーダック。
んで、そのままあっけなく死ぬんです。
☆☆☆
バーダックの話を簡単にまとめるとこんな感じです。
悟空が倒したフリーザに、蚊を殺すくらいの感覚でサクッと殺されたバーダック。
でもこの生き様が最高にカッコいいと思っています。
バーダックの話って、そのまま現代社会でもあることだと思うんです。
少し先の未来を思って、行動を起こすときってあるじゃないですか。
こんなサービス、こんな商品が喜ばれるんじゃないかって起業するだとか、会社を辞めるだとか。
そんなとき、大半の人はやらないと思うんですよ。
てか想像もしてないんで、バーダックのそれを同じように鼻で笑うと思います。
そこで、俺一人でもやるぜって、腹を括るところがカッコいい。
1人でも立ち向かうんですよ。
んで、最後のあっけない死に方。
これも現実社会と同じですね。
そこまで行った挙句に、サクッと死にます。
ここまでひっくるめてバーダックはカッコいい。
こんな男になりたいと心から思います。