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本質からズレてることは気持ちが悪い

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出典:http://matome.naver.jp/odai/2137050342506713601/2137050502107339203

 

少し前の話ですが、星野リゾートが喫煙者を雇わないってことで話題になりました。

あなたはたばこを吸いますか?|星野リゾート採用サイト

 

タバコなんて吸えば吸うほどいい、なんて考えてる僕としては非常にショックだったんですが、この話を人としてたとき、ふと別のことを思い出しました。

 

これはタバコ繋がりなんですが、たしか東南アジアのどこかの国では、路上喫煙が罰金になるんですよ。これだけだと東京と同じなんですが、この国では路上喫煙してる人の写真を撮って、それを通報するとお金がもらえるんです。

なんかの番組でこれを見たんですが、そのときに出ていた人は、この通報だけで生活してるって人でした。

ようは毎日せっせと街に出て、喫煙者を見ては写真を撮り、それを警察だかに報告してるってことですね。

 

番組では優秀なハンターみたいな扱いだったんですが、僕は全くそうは思えませんでした。

 

てかあれですよ。

 

なんだか気持ち悪かった

 

こういうのって気持ちが悪いんですよね。

 

元々は、路上喫煙をなくそうと思って、こういうルールが出来たわけじゃないですか。通報してもお金あげるよって。

それで生活までし始めると、このハンターの人からしてみたら、路上喫煙者がいなくなると困るわけですよ。

そういう構図がどうにも気持ち悪いです。本末転倒っていうか、仕事の本質を外してる気がするんですよね。

 

同じようなことは、日本で駐禁を取り締まってるオッサンたちにも言えます。

民間って体裁のあのオッサンたちですが、この世から違法駐車がなくなったら、仕事はなくなるんです。

毎日やってる自分の行為が自分の首を締めるっていう、なんとも気持ち悪い構図です。

 

交通違反を取り締まってるお巡りさんも同じですね。

違反をなくそうって名目でやってるはずなのに、実際には罰金が大きな収入源になってるわけです。

予算にも今年度の罰金が計上されてるわけですよ。うーん。気持ち悪い。

 

なんて言うんでしょう。その仕事の本質からズレてる行為を見ると気持ちが悪くなるんですよね。

 

例えば窓拭きで言うと、僕はものすごいロボット推進派なんですよ。

窓拭きの会社も経営してますが、高所の危険な窓拭きなんていうのは、将来的に全部ロボットがやればいいと思っています。

高層ビルのゴンドラとか、ロボ化の難易度は低いと思うんですけどね。

 

で、こういう話を同業者の人にすると、決まって反対されるんです。それじゃ俺達の仕事がなくなると。

いやいやいや、別になくなってもいいじゃないですか。窓は綺麗になるんだし。

 

多分ロボがやるようになると、より安全で、より頻繁に窓拭きをすることが出来ますよ。

管理人のオッサンがボタンひとつでロボを操作するんです。てか朝に1回、夕方に1回って感じですね。基本的には自動運転で。

そうすれば極端な話、毎日そのビルの窓拭き出来ますよ。人間がやるより何十倍も安いコストで。

 

窓拭きの仕事の本質って、窓を綺麗な状態に保ってことだと思うんです。だからそれにはロボ化が特効薬でしょう。

なぜ自分の仕事がなくなるって思いが最初に来るのか分かりません。この辺がどうにも気持ち悪い。

 

少しズレますが、業界の単価が下がるのは、安くやるやつがいるからだ、なんて話も気持ち悪いですね。安くやるやつが悪いって話。

多分これ、職人系の仕事ではよく言われることなんでしょうが、どうにも腑に落ちません。

 

だって自分が客ならば、安いほうがいいですもん。どうせ業者なんてどこも五十歩百歩だし。

てか窓拭きならば、ほんと安いが一番です。だってまたすぐに汚れるんだから、お金をかける意味が分かりません。

客が喜ぶこと、ニーズに沿って安くするのが、なんで悪いんでしょうか?これを否定する人の気持ちが分かりません。こういうところも、気持ちが悪いんですよね。

 

長くなったんですが、もう少し続きます。

 

知り合いが外壁清掃の会社を経営していて、どうにも職人意識が高すぎるんです。

とにかく俺が一番だって意識が高すぎる。一番野郎なわけですよ。

 

意識が職人だから、毎日現場に出て自分で外壁をやってるわけですが、確かに腕はいいんです。てかピカイチでいい。

でもその考えが気持ち悪い。自分が一番の職人でいたいって考えが。

 

他の人も自分と同じくらい出来るようになる、マニュアルとかシステムを考えた方がいいじゃないですか。

だってそもそもの気持ちは、外壁を綺麗にしたいってところに端を発してるわけですよ。外壁を綺麗にしたくて仕事に没頭してたら、そういう腕前になったってことなんです。

 

ならば、そこで俺が一番って感じになるんじゃなくて、他の人も俺と同じように出来るって方向がいいでしょう。

自社はもちろん、同業他社、みんなの外壁清掃の腕前が上がれば、世の中の外壁が綺麗になるんですから。

外壁を綺麗にするってところから、俺が一番の職人ってところにズレるのは気持ち悪いです。

 

同じ意味で言えば特許もそうなんですけどね。あれも気持ち悪い。

誰でも使えるようにすればいいじゃないですか。その方が世の中のためになると思います。

それを独り占めしようって考えがどうにもね。。

 

うん。とにかくその仕事っていうか物事の本質からズレたことは気持ちが悪いです。

これどうにも腑に落ちないんだよな。