人はPDCAサイクルを回すことに夢中になる

 

ちょっと前ですが、こんなツイートをしました。 

 

 

これはそのときに書こうと思ってメモしてた話。

 

☆☆☆

 

こないだボーっと考えてたんですけど、なんでみんな窓拭きの仕事をするんでしょうね?

あんなハイリスク・ローリターンな仕事なんかないですよ。

 

ちょっとしたミスで死んじゃうし、その割に年収は300万くらい。

独立してフリーになっても600万くらいが普通の線でしょう。

 

こんなはした金で、なぜやるのか。

なんでそれでも夢中になる人がいるのかなと、ぼんやり考えてたんです。

 

んでこれ、なにを隠そう自分こそ夢中になってました。15歳から今日まで好きだし、今もその行為そのものは好きです。スクイジー持ったら、なにかと夢中になっちゃいます。

同じように好きな人って多いじゃないですか。だから、みんななんで好きなんだろう?なんでやるんだろう?って考えてたんです。

 

その結果思ったのはあれです。

 

成長するのが好きなんじゃないか

 

ってこと。

 

一人で完結する仕事だから、自分の成長を実感しやすいってのはあると思います。

同じ現場を毎月やったりするんで、それはなおさらですよね。

 

また、道具の試行錯誤をする人も多いでしょう。

それも使えばすぐにフィードバックを得られるんで、好奇心を満たすって観点からも面白いんだと思うんです。

 

思い返せば、今日まで自分が夢中になったことは、全部こういうパターンに当てはまっています。

自分一人で完結できる。またその都度フィードバックを得られるってことですね。

 

ゲーム。受験勉強。窓拭き。ビリヤード。プログラミング。

 

この辺は全部そうでしょう。

 

で、たまたま窓拭きは「仕事」ってカテゴリーだったんで、僕は「仕事好き」になってただけなんですよ。

本当は「仕事」ってものが好きなんじゃないんです。僕は成長するのが好き。

 

かっこ良く言うとあれですね。

 

PDCAサイクルを回すのが好きなんです

 

Plan(計画して)Do(やってみて)Check(結果を見て)Action(改善する)

この頭文字を取ったPDCAって言葉、最近良く使われてますよね。PDCAサイクルを回せ、なんて感じに。

PDCAサイクル - Wikipedia

 

詳しいことはウィキペディアを見ていただくとして、僕は思うんですよ。人っていうのは、このPDCAサイクルを回すことに夢中になるんじゃないかって。

結果的な報酬は「成長」ってことになるんですが、とにかくこれを回すことがみんな好きなんです。

んで、一部の仕事好きも、なにやってるのかって言えば、これを回してるんですよ。

 

だから仕事好きと遊び好きに境界線を設けたりすること自体ナンセンスだと感じます。

上記の窓拭きに夢中になる人達も、言ってしまえばこのサイクルを回してるんでしょう。そうに違いありません。

 

例えばコラッピ西村は、仕事が嫌いだと公言しています。

まあこんなことは別にどうでもいいんですが、それでも彼はあれなんですよ。ブログの更新を欠かしません。

1年半くらい毎日のように書いてて、今では毎月5万PVくらいはあるんじゃないかな?まあそのくらいは読まれてますし、ツイッターのフォロワーも着実に増えてます。

 

でも読者からのフィードバックがなければ、多分こんなに続いてないと思うんですよ。

PVが全く伸びなければつまらないし、反応がなくてもつまらない。

まあこんな記事も書いてるくらいなんで、PDCAを回すことは好きなんでしょう。だから続けてるんだと思っています。

(話はズレますけど、この頃の記事はマジで面白い)

 

PDCAサイクルを回すのは楽しい。それが仕事に向くと「仕事好き」に見られる。

なのに、なぜ世間の人は仕事が嫌いなのでしょうか?

 

それはPDCAを回せる環境にないからだと思います。

 

普通のサラリーマンの人って、上司からの評価が大事じゃないですか。

でもその肝心の上司がアホだったり、ご機嫌に左右されちゃう状況だと、適切なフィードバックを得ることが出来ないと思うんですよね。

気まぐれに振り回されるだけで、どこを改善すればいいのか分からない。そんな状況が続くから、世間の人は仕事を好きになれないんだと思います。

 

今は価値観が多様化しています。一昔前だと、PDCAサイクルを回す対象は、将来それで食えるものでないといけませんでした。

音楽が好きで夢中になってる。じゃあそれで食えるのか?なんてすぐに言われていたでしょう。

 

今で言えばブログも同じです。ブログが好きで書くことに夢中になってる。じゃあそれで将来どうするの?なんて言われることはあると思います。

ん?10万PV?そんなクソみたいな数字で、お前将来どうするんだ?なんて蔑まれることもあるでしょう。そんなもんでいくらになるのかと。

 

資本主義社会である以上、PDCAを回す対象は「お金」に向けられることが普通だったんです。

どこぞの女子プロゴルファーが、マイナースポーツ選手を蔑んだように、その考え方は当たり前のものでした。金にならんことに夢中になってどうするのかと。

 

でも、これからの社会は違います。夢中になったことになら、それがなんであれ、ガンガンサイクルを回していくべきなんです。

GoogleやFacebookを見てると分かる通り、「お金」が基準の社会は変わり始めています。

インターネットが普及するにつれて、あらゆるものが数値化されてきました。上の2社なんかは、もはや資本を操ってると言っても過言ではないでしょう。

好きなとき、好きなタイミングで、自分たちが持ってる「情報」を「お金」という資本に変換しています。

 

こんな大規模な話ではないんですが、個人にも同じ流れはやってきます。

年収100万でTwitterのフォロワー100万人の人と、年収1億でフォロワー100人の人。

これどっちがいいのかって話になると、もしかしたら前者かもしれません。まあ比べるのはちょっとナンセンスなんですが、前者に価値があると思います。

 

一昔前ならば、圧倒的に後者だったでしょう。収入の一点で評価されて、フォロワーなんて話には全くならなかったと思うんですが、最近はこのあたりの評価、考え方が変わって来ています。

資本主義ってシステムは上手く出来てるし、「お金」っていう便利な価値基準も、残るのは間違いないでしょうが、新しい「価値基準」はこれからどんどん出てくると思います。

それはインターネットがあらゆるものを数値化するからです。

 

例えばGoogleが作る自動運転の車が走るようになったら、ドライバー、運転席に座る人の姿勢とかも全部数値化されるでしょう。それが盗難防止に役立ったり、広告に役立ったりしていくはずです。

 

こういう「数値」を「お金」に変換出来るから、社会の尺度は「お金」ひとつにはならないでしょう。

会社も個人も、様々な価値基準、様々な「数値」を同時に併せ持つようになるはずです。

 

散々ぱら話が長くなったし、もはやなにを言いたいのか見失いかけてますけど、ようはあれです。

 

人はPDCAサイクルを回すことに夢中になる。

んで、その対象はなんでもいい。

そういう時代になっていくから。

 

って話でした。

さあ、今日も自分が好きなことに夢中になりましょう。

 

P.S.

情報だの資本だの数値だのって話は、この本から丸パクリしました。

 

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これはいいですよ。同い年で「こいつヤベー」って思ってるのはザッカーバーグ。んで年下だと、この本書いてる「佐藤航陽」さんです。

これ読んで中身を暗記すれば、どこ行っても意識高い人に見られること間違いなし。マジおすすめです。