自分らしい人生を生きたい人は「嫌われる勇気」を読んだほうがいい。アドラー心理学は真を突いてるぞ。

 

「嫌われる勇気」って本の人気がすごいですね。

日本で100万部を超えたと思ったら、今度は韓国でも100万部を超えたとか。

アドラーブームを生んだ『嫌われる勇気』100万部突破 続編も発売 - 朝日新聞デジタル&M

 

僕も1年くらい前にこの本を買ったんですが、確かにいいですよ。

アドラー心理学っていうのを紹介するような内容なんですが、このアドラーが痺れますよ。

 

人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである

 

って断言してるんですよね。

 

結構熱いでしょ?このアドラー心理学

 

嫌われる勇気

嫌われる勇気

 

 

読んだのが結構前なんで、いかんせん内容がウル覚えなんですが、「哲人」っていうアドラー心理学の賢人と、悩みをかかえる「青年」の会話形式で進行します。

 

これどうでもいい話なんですが、幕張を知ってる人にとっては、哲人ってダメですよね。「テツヒト」こと「テツジン」を連想してしまって。

 

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しかもこれ、英語版か何かの直訳なのかしれないですが、青年のリアクションが、いちいち気にさわります。

 

なんですって!?

 

みたいな、昭和丸出しのリアクションを取るんですよ。

テツヒトとこのリアクションに、いちいち気を乱されるんですが、良書ってことだけは確かです。

 

☆☆☆

 

この本の中で、自分が一番共感したのは、この一文です。

 

自分が好かれるかどうかは相手のタスクである

 

タスク、ようは仕事っていうか役目っていうか、そういう意味なんですが、ここに痺れました。

 

人は誰しも、他人に嫌われたくないと思って生きてますが、それでも出来ることには限りがあるんです。

自分が最大限の礼を持って接したら、あとそこから先は相手のタスクなんですよ。

そんな自分を見て好き嫌いの判断をするのは相手。自分がそこに介入することは出来ません。

 

これ、当たり前なんですが、普段は見落としてますよね。

「俺、あの人に嫌われてるんじゃないか?てか嫌われたらどうしよう?」

なんて心配を抱えて生きてます。

 

でも、これは気にするだけ時間の無駄なんです。

別に嫌われていいって言うわけでなく、ようは自分の出来ることをした後は、相手のタスク、相手のターンだってことですよ

この解釈が非常に腑に落ちました。

 

特に大人になると、人の顔色をうかがう時間が増えると思います。

上司や取引先に対して、必要以上の心配をしてる人は多いでしょう。

 

そんな人にこそ、この「嫌われる勇気」をオススメします。

自分のタスクだけ気にして、自分の人生を生きましょう。

人の顔色やご機嫌をうかがってる時間は、自分の人生ではなく他人の人生ですよ。

 

それ、気にするだけ時間の無駄です。

 

嫌われる勇気

嫌われる勇気