何の役に立つか分からないから、勉強が好きになれません

 

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大人になってからの勉強って非常に楽しいんですけど、それは何の役に立つかが明白だからだと思うんです。

例えば英語の勉強をすることで、会社で出来る仕事の幅が広がって給料UPするとか、まあそういうことがありますよね。

 

自分事だと、HTMLとCSS覚えて会社のサイト作ったり、PHP覚えて清掃系のマッチングサービス作ったり、Swift覚えてiPhoneアプリ作ったりっていうのが、上記の勉強に当たります。

こういうのって、出来ることが目に見えてるから楽しいし、意欲も湧くんですよ。

 

でも、一般的に言うところの勉強って、それが見えないじゃないですか。実際に何の役に立つのかが分からない。

まあ学校の勉強なんて、その典型例ですよね。因数分解三平方の定理なんて、マジで使うことないでしょう。

中学生のときも思ってたし、今でもそう思います。

 

(そういえば三平方の定理は、こないだ初めて使ったかも。オッサンよけろの衝突判定で。それでも覚えて16年くらいで1回ですからね)

 

☆☆☆

 

はい、ここで僕が何を言いたいのかというと、それはあれです。

 

この勉強が何の役に立つのか先に提示するべきだ

 

ってことです。

 

学校の先生は、この勉強が何の役に立つのか、先に提示するべきですね。

しかも新学期毎にしつこく言うべきです。年に3回は言いましょう。

 

いわゆる学校の勉強が何の役に立つのか。これ思い当たるところは2つあります。

 

① 人生の選択肢が増える

② 意欲的な友達が増える

 

この2つですね。順に説明していきましょう。

 

「人生の選択肢が増える」っていうのは、単純に勉強が出来て、1流とされる大学に入れば、それだけ就職の幅が広がるからです。

大学はオワコン、もう終わりで価値がなくなる、なんてことも言われますが、それでも選択肢の幅と学校の良し悪しは関係あるでしょう。

 

「意欲的な友達が増える」っていうのは、正直優秀な学校に通ってる人ほど、やる気のある情熱的なやつが多いです。

それはみんながみんなそうではないですが、絶対数が多いのは間違いない。事実、ベンチャー立ち上げるのも、東大や慶応や早稲田に多いですしね。

あれは頭がいいからじゃないんですよ。それもそうだけど、なにより意欲的、情熱的なんです。そういう友達と触れ合えるのは、間違いなくメリットでしょう。

 

こういうことから、勉強は出来た方がいいです。学校の勉強をするとこんなメリットがありますからね。

 

んで、

 

これを教師がしつこく説明するべきなんです

 

新学期が始まるたびに、勉強すること、いい成績を取ることのメリットを説明しましょう。

こんな東大に入ったやつと、その辺のしょーもない大学に入ったやつとでは、選択肢がこんなに違う、んで周りもこんなに違うんだって。

さらには年収のことも言いましょう。とにかく洗いざらい話すんです。

 

んで、その後は受験の過去問を解かせましょう。小学生なら、名門中学の過去問、中学生なら高校ですね。

多くの生徒が公立に進学するでしょうが、そこは関係なく、さらには学年も関係なく、とりあえずやらせるんです。

 

そこで当然のように出来ないじゃないですか。まして中学1年生に高校受験の問題(名門校のそれ)が解けるわけがない。

だから感じるんですよ。勉強の重要性を。

 

そうか、勉強することでこれが解けるようになる、んで名門校に入れるんだ。

こう理解出来るわけですね。そうすれば、自ずと勉強する意欲が湧いてきます。

 

新学期が始まる毎に、教師は勉強の重要性、何の役に立つのかを教えましょう。そして実際に過去問もやらせるんです。

これだけで今の20倍は勉強の重要性が分かり、意欲も増すことでしょう。

 

先の見えない行為に対しては、人は意欲的になれないんですよ。