ネットを始めて2年ちょい。ようやく認識が変わってきました。その2
前回の続きです。
ネットを始めて2年ちょい。ようやく認識が変わってきました。その1 - ホーリーの普通の日記
わたしはECサイトを運営しています。まあこのサイト自体は別にいいんですが、販売促進するはずのブログを盛大に間違えてました。
ECサイトをネットの「特別」なものだと勘違いして、それの販促ツールであるブログが、明後日の方向に向いてたんですよね。
これリアルで考えたら、すぐに分かる話なんですよ。わたしが扱ってるのは、自分の子どもが主人公になる絵本。これをリアルな店舗で扱うとしたらどうなるか。
まずいらっしゃるだろう客層をイメージします。若い夫婦、場合によっては祖父母も一緒ですね。
入りやすいように、可愛い装飾の多い店内。子どもが好きだろうぬいぐるみも、そこかしこに置いておきます。
店内で写真を撮るため待ち時間も発生しますね。お子様が撮影してる間、親御様に読んでもらうだろう雑誌も準備します。もちろん子育て関係の雑誌は外せません。
こうやって考えてるのが自然なんですよ。だれでもリアルな店舗を運営するのなら、このくらいは当たり前に考えるでしょう。
でもこれがECサイト、ネットになると、なぜだか変わってしまいます。
とりあえずうちの店舗(ブログ)はこうでした。
本来であればぬいぐるみが置いてあるだろう場所に、なぜだかエアガン。子供関係の雑誌があるだろう場所に、なぜだかビリヤード雑誌が山積みに。その他にもミリタリーグッズが大量にあるような、そんな店舗(ブログ)だったんですよ。
いらしゃるだろう客層から、1ミリも興味を持ってもらえないだろうレイアウトですよね。てか普通のママさんなら確実にドン引きですw
まずいらっしゃるだろうターゲットがブレブレ。とりあえず誰でもいいから読んでほしいっていう内容の記事。
(ゴルフを否定してビリヤードを持ち上げる記事とか、絵本の客層に合うはずがないんです。まして役員のニートアピールとか論外でしょう)
これこそ、表参道の美容院でついでに野菜を売るような行為です。ただただブランド価値を落とすだけっていう。
リアルで考えたら当たり前のことが、なぜだかネットだと出来ないんですよね。
ネットはリアルを補う補助魔法。まずリアルで考えるのが大切だということを、この2年ちょいで分かりました。
ネットっていうのは、決して特別なものじゃないんですよね。