大人に必要なのはホスト力である
こないだ弟の結婚式に出席するために、福岡まで行ってきました。
前日に福岡入りしたんですが、弟がかなり気を使ってくれたんですよ。
子供のためにアンパンマンミュージアムに行ってくれたり、子供が一緒でも大丈夫なように、個室の居酒屋を予約してくれたりと、とにかくよくしてくれたんです。
手前味噌ながら、あれはデキる弟ですね。んで奥さんも素敵すぎる。
とにかくそのホスト力に関心した次第です。
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えー、自分の造語なんですが、「ホスト力」っていう言葉があります。
ような気遣いや気配りを含めた「もてなし」ですね。これをする力、能力のことをホスト力と呼んでいます。
普通に生きてるだけでも、腹立つことはしょっちゅうありますが、このホスト力の欠如で腹立つことが年に10回はありますね。ちょっと例えばの話を出してみましょう。
自分と友達とその友達で、飲みに行くことになったとするじゃないですか。
適当に名前があったほうがいいので、加藤くんと岩下くんにします。
加藤くんは自分の友達、んで岩下くんは加藤くんの友達ですね。つまり自分と岩下くんには面識がないっていう状態です。
この3人で飲む場合、ホスト役は加藤くんなんですよ。
自分と岩下くん両方に面識がある加藤くんが、自動的にホストになります。
こういう状況ってありませんか?まあ今回は分かりやすく3人にしましたが、普通にある状況でしょう。お互いを知ってる人がいて、初対面の人もいるって状況は。
んでここで、自分がホストだって自覚してない人がいるんですけど、もうこの時点で腹立たしい。
ようは橋渡しをしなくちゃいけないんですが、その任務を放棄してやがるんですよね。
上記のケースに戻りましょう。上記のケースの場合、加藤くんがするべきことは、まず自分と岩下くんを繋ぐことなんですよ。お互いの紹介をすること。
これがないと、場が一気にグズグズになりますからね。お互いに「こいつ誰やねん」モードで酒を飲むことになりますから、それはグズグズもいいところでしょう。
学生ならまだしも、大人でこの状況ありますからね。これされた時点で帰りたくなります。
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さて、お互いを繋いだら、次に加藤くんがすることは、自分と岩下くんの共通の話題を振ることです。最小公倍数みたいな話から始めましょう。んで、場を暖めるんですよ。
たまにっていうか、ここで自分にしか分からない話をしたりするじゃないですか。この場合は加藤くんが。
自分には分かるけど、岩下くんには分からない話。またはその逆もありますね
。向こうの2人には分かるけど、自分が分からないって話も。
こういうのを加藤くんが始めた時点で、もう帰っていいでしょう。こんなクソホストと一緒にいる時間は、マジ無駄でしかないですから。
自分が長年指名して通ってたキャバクラの娘が実はヘルスで働いてた、みたいな話をしたくても、まずは我慢しましょう。先にやることは初対面の人を繋ぐことです。
そのキラーカードを出すのは時期早々なんですよ。
たまにいるんですよね。なんの紹介もなく始めだした挙句、「そいや前にホーリーが住んでたとこ、岩やんちの近所じゃね?」なんて言い出すバカが。
いやいやいや
俺、岩やん知らねぇし
多分目の前にいるこいつが岩やんだろうと推測はするけど、なんの紹介もなしに、いきなりアダ名かい。お前マジか。って思いますね。
加藤、お前はマジでバカだなって。
初対面の人同士を繋がない、いきなり知ってるていのアダ名で始められる。
このダブルパンチをされた時点で僕は帰ります。
ホスト力が欠けてる人とは、マジで無理なんですよ。