プログラミングをしてたらサウンドノベルツクールを思い出した
ここへ来てプログラミングにハマってます。30歳にしてハマってしまいましたよ。
まあどこまで出来るかは分かりませんが、興味の続く限りやってみたいと思います。
このプログラミング、勉強は少々ダルいんですが、自分で何かを作ってるときは最高に楽しいです。
一番最近だとメール配信システムですかね。こんなのでも、作ってるときは楽しくてしょうがないんですよ。自分でコード書いて、それがちゃんと動いたときはマジで感動します。
メール配信システムを作ってみました - ホーリーの普通の日記
んで、こうやって作ってるとき、やたらと思い出すのはあれですね。
サウンドノベルツクールです
僕が買ったのはプレステ版で、1だか2だが忘れましたけど、まあとにかく買ったんです。
で、これにドハマりしたんですよ。生まれて初めて作る楽しさを知ったのは、恐らくこのサウンドノベルツクールですね。
確かタイトルはフエフエクエスト。
西村が、友達の坂本くんからFF6(ファイナルファンタジー6)を借りて、なんかの拍子にデータを全部消しちゃったんですよ。
坂本くんは相当やりこんでて、全キャラクターのレベルも半端ないことになってたのに、それを消しちゃったんです。
んで、そのことを本人に言い出しにくいって悩んでたんで、これをゲームにして、それで告げれば大丈夫じゃないか?なんてことから、制作が始まりました。
あ、そうそう。ここでサウンドノベルをご存知でない方に説明しますと、サウンドノベルっていうのは、ようするに小説風のゲームなんです。
画面全体にテキストが表示されて、まるで小説とかを読んでる感覚で進行していきます。
んで、ところどころに分岐が出てくるんですよ。例えば、右と左どっち行く?みたいな。
それの回答次第で、物語が変わって行くって仕組みなんです。
有名なところで言うと、「かまいたちの夜」とか「街」でしょうかね?この辺がサウンドノベルの代表作だと思っています。
で、ここでフエフエクエストですよ。西村がデータを消してしまった経緯をゲームにして、それを坂本くんにプレイしてもらえば、許してもらえるんじゃないかと考えたんです。
これこれこういう風に消してしまった。悪気があったわけじゃない。本当にごめんなさい。
なんていうメッセージをゲーム内に散りばめようと思ってたんですが、あろうことか、ふざけた感じに仕上がっちゃったんですよね。
「ゲームのデータが消えてしまった。ど、どうしよう?」ってところの選択肢が、「レンジでチンする」と「ゴミ箱にポイする」だったりして、どうにも遊びが止まらなくなってしまいました。
このクソゲーがぁ!!なんて感じで蹴りを入れたら、データが消えてしまったなど、実際の事故とは違う内容も盛り沢山で、本当にあらぬ方向に行ってしまったんです。
でも制作側は大盛り上がりでした。マジで寝食を忘れて没頭した覚えがあります。
完成まで丸3日くらいだったと思うんですが、あのときのやりきった感は、すごいものがありました。
んで実際にFF6とフエフエクエストを坂本くんに渡したんですが、まあこれあれですよ。その翌日に西村はボコボコにされてました。あのときのやられきった感もすごかった。
自分でコードを書いてると、不思議といつも、このときのことを思い出してしまいます。
坂本くんを怒らせるのは避けたいですが、同じくらい没頭したいと思います。